シートン法の術後経過。
ゴムが取れてからの術後1か月~6か月くらいまでの生活について。
シートン法のゴムがとれ、傷の回復を待つだけになった。生活はすごい楽になったが完璧になるまでには時間がかかる
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私は2022年に痔ろうの手術をしたが、それまでの違和感発見から病院診断、いったんあきらめ、再度決意してからの手術、術後の生活、現在に至るお尻に関する戦いを経験している。ぜひ、戦いの記録をはじめからみてほしい。
痔伝 ~痔瘻体験記~をはじめからご覧になる方はこちら
ゴムのない生活
ゴムのとれた生活は想像よりも身軽。
歩くときの違和感もないし、トイレでも邪魔者がなくて快適である。
ただ、左側の切開開放術の手術あとの傷とシートン法のゴムが取れた後も直に見てないのでわからないが糸が通った薄い傷の状態になっているため、トイレットペーパーでガンガンふけるわけではないが、ゴムがあったときとない時では全然ちがう。
格段に生活レベルが向上した気がする。ゴム一つでだいぶ世界が変わる。
ここらは傷の治療
左側の切開後と右側のシートン後も傷であることは変わりないので自然治癒力に任せるしかないフェーズ。
病院から処方される軟膏も使い切ったので、あとは薬なしで大丈夫と医者からも言われている。
なのでできることといえば傷に影響のない生活を送るのみ。
後は時間が解決してくれる。
極力おしりに悪そうな、辛いもの、お酒をすごいのむ、チャリンコのりまくるなどは避けた生活をすることになる。
3か月くらいまでちょい痛い
1か月くらいたったころにはナプキンも完全にとれて、ある程度普通に歩けるが、長時間歩いたり、長時間座ると傷が痛いかな?くらい少し痛む。
楽な姿勢をとったり、お風呂で回復可能なレベル。
この状態が3か月くらいまで続いた。
物理的にさわるのはもちろん痛みを感じるが、ずっと歩いたり座りすぎるとピリピリ感が3か月くらいまで続く。長いな。
5月後くらいでチャリンコ
普段、運動不足解消のため家でエアロバイクをこぎこぎしていたのだが、痔の手術以降はとてもやることはできず、いつになったらできるのかと思っていた。
術後4か月後半くらいから短時間でエアロバイクをやってみた。
初回は怖さもあったが、10分くらいでちょい痛いのでストップした。
5か月後くらいからは15分、20分と乗れるが少しひりひりする感じだった。
痔の手術後は運動不足なのにさらに運動不足にはなる。しかたないが、できることと言ったら腕立て伏せと痛くないように腹筋くらいである。試していないが、多分プールは行けるのではないかと思う。
半年で結構元通り
半年もたつと多少傷に触れても痛くないし、ウォシュレットも弱から中なら普通に使える。
トイレットペーパーはやさしめに拭くのは大丈夫となる。
また、エアロバイクも目標の30分を乗りこなすようになった。
この辺からは完全に傷がなくなるまではあまり意識しなくても良いモードになる。
ただ、お風呂でそーっと傷口を触ってみると皮膚が盛り上がっている。気になる。
つづく
現在、術後1年になろうとしているのでそこまでの生活についての後日談を紹介できればと思う。
ではまた、ごきげんよう。