痔ろう発覚から手術治療の体験談。
初めて肛門科を受診し、やはり痔ろうの診断がされる。
手術でしか治らないという話があり、憂鬱になるのだった。
同じ悩みを抱える人が手術の決断をしたり、しばらく様子をみるという判断をしてくれたらと思う。
ついに初めての診察となり、どきどきしながら呼ばれるのを待つのだった。
前回記事はこちら
私は2022年に痔ろうの手術をしたが、それまでの違和感発見から病院診断、いったんあきらめ、再度決意してからの手術、術後の生活、現在に至るお尻に関する戦いを経験している。ぜひ、戦いの記録をはじめからみてほしい。
痔伝 ~痔瘻体験記~をはじめからご覧になる方はこちら
待合室
受付をすませて待合室のベンチで待機。
予約していたが、だいぶ病院はにぎわっている。
ついつい、みんなお尻相談の患者かと思い、座り方とか歩き方など様子を見てしまう。
しかし、皆さん普通そうなので、普通ぶっているのかもしれないな。
など考えて待っていた。
おしりの外来患者ではないですけど感をだしつつ、周りを観察。
初めてだとそんなことしちゃう。
やめた方がいい。
診察室
ついに呼ばれて診察室へ。
男性の先生と女性の看護師がいて、症状を伝えると、患部を診てみることに。
カーテン付きの診察台ベッドで壁の方を向いて下着を下ろして膝を抱える姿勢になるように指示された。
お尻を診られるのが初めてなので緊張したが、覚悟を決めて指示通り横になった。
看護師さんが補助をしてくれているのがありがたいのだが、丸見えでは?と若干気になりつつ。
ひんやりジェルのおかげで痛みはなかったが、「ここ痛いですか?」とぐりぐりされたときは少し痛かったので「痛いです。そこですね。」と回答した。
背を向けているので何しているかはわからないが、肛門の中をきちんと見られたと思う。
診断結果発表
身なりを整えて先生の話を聞くことに。
なんだと思います?
調べた感じだと痔ろうというやつかと・・・
そうですね。痔ろうになります。
そ、そうですか・・・
どうやって治すんでしょうか?
治療方法は手術以外ありません。
薬使うとか、だまっていても治りません。
日帰り手術ができるのでその案内をお渡ししますので、その気になったら予約の連絡してください。
お大事に。
いきなりクイズ形式の先生。
ん?最近そうゆうのはやってんのかなと思いつつ。
やはり。
そうだったのか。
手術しかないのかと調べた通りの結果でもテンションが下がった。
先生から伝えられた内容まとめ
- 病名は痔瘻(痔ろう)
詳しくはこちらを参考に - 腫れたり膿がたまって痛くなるのを繰り返す
- 手術以外治療なし
- 手術を受けるかは自由
- 日帰りの手術可能
- 長期的に放置するとがんになることもある
(形状が複雑化し、膿が深いところまでいき痔瘻がんの原因となる事がある)
淡々と事実を聞かされたが、結局、調べた通りだった。
手術とか生まれてから一度も受けたことないし手術の簡単な説明きいたけどメスでお尻きるのか。痛そう。
手術の検討
帰りの足取りはかなり重たいものとなったが、数日間考えてみることにした。
そして、1週間ぐらいが経ち、考えてみたが、病院の連絡はしないことにした。
つまり手術など受けないというまさかの決断だった。
結論に至った理由
手術をしないという決断に至った理由は以下。
- 手術代高い(保険適用前7~8万円)
- 日帰りとはいえ術後の生活へ影響
- ドーナツ座布団とか会社にもっていくの恥ずかしいし、ばれたくない
- たまにやってくる腫れ・しこりに耐えればいいだけ
- 耐えられないレベルになる、もしくはまとまった休みがとれそうなら再検討
とりあえず放置する。
問題を先送りするのだった。
ここからは痔ろうと自覚しながらの生活がスタートするのだった。
つづく
つづきは、追って更新する。
ではまた、ごきげんよう。
次のepsode記事はこちら