痔ろう発覚から手術治療の体験談。
手術の日程も決まり、準備できることを進めていた。
そんな時に収束していたもう一つの痔ろうがまたもや顔を出してくる。
こっちの対象はどうなるのだろうか。
同じ悩みを抱える人が手術の決断をしたり、しばらく様子をみるという判断をしてくれたらと思う。
手術日が決まり、いったん忘れて生活を満喫していたが、手術の準備などが必要なのと気持ちの整理をし始める。
しかし、忘れかけていた兄貴が!?
前回記事はこちら
私は2022年に痔ろうの手術をしたが、それまでの違和感発見から病院診断、いったんあきらめ、再度決意してからの手術、術後の生活、現在に至るお尻に関する戦いを経験している。ぜひ、戦いの記録をはじめからみてほしい。
痔伝 ~痔瘻体験記~をはじめからご覧になる方はこちら
薬局へ
手術の後に必要となる飲み薬、塗り薬を処方されており、薬局で購入しなければならなかったので処方箋薬局へ行った。
2週間分くらいの塗り薬(注入型座薬のようなもの)、炎症止めや痛み止めなどの飲み薬を大量に購入する。
みんなあると思うが、処方箋薬局で薬剤師さんがコメントをくれたりする。
先方は手術後の薬を購入したいるからお尻手術後の人だと思い、
「手術の傷痛みますか?大丈夫ですか?」と心配してくれた。
だが、まだ手術前で事前に購入しているんですよ。と回答。
なんだよこのやりとり、ははは。とか思っていた。
薬局の人としては術後の薬をおじさんが購入しにきたら術後だと思うよね。
でも、事前購入しておくのが大正解。手術後に普通に動くことすらままならなくなるということをこの時はまだ知らない・・・
気持ちの整理
できることは基本的に薬購入くらいしかないのだが、渡された手術のしおりを何度も見て勝手にシミュレーション。
手術の方法などはよくわからないが、当日の入りの時間、帰りは麻酔が抜けきらないかもしれないので、危ないから同伴者に迎えに来てもらうなど記載してあるのを熟読する。
帰りは嫁に迎えに来てもらうしかなさそうだな。
そうなると一人にできないから小娘もついてくるなあ。など考える。
パパのお尻の手術のお迎えにくる嫁と小娘。なんかシュールだな。などこの時はのほほんとした感じでいた。
忘れかけてたあいつ
普通に過ごしている中で違和感を感じていた。
今活躍中の痔ろう弟のほかにもなんかいると。
そうだ、これは兄貴の方もプクついていそうな雰囲気である。
日中、気配は感じていたが、お風呂タイムで触って確認してみる。
確かにいる。
手術前に兄弟そろって出現しているではないか。
最悪。
弟の切除の日が近づいてきたからなのか兄貴の方も出張ってきやがった!やめてくれー
不安なこと
待てよ、病院では痔ろう弟の事しか伝えていない。
そのため、手術の計画も思いっきり痔ろう弟の開放術しか記載されていない。
これは、痔ろう弟のオペを済ませた後に改めて痔ろう兄貴のオペになるのか?日を改めて2回戦目とかめんどくさい。
急に不安と、失敗したな感が芽生えた。
先生に当日伝えて臨機応変に兄貴ともお別れできたりしないかな。
手術当日
まさかの痔ろう兄弟を引き連れて手術に向かうことになった。
予定の早朝8時に病院到着。
先生に会ったら、痔ろう兄貴の退治も相談する。
と心に決めていた。
しばらく待つと呼ばれ、段取り通り、手術着に着替える流れとなる。
言われるがままに動いていく中で、ん?これ先生に会うの手術室じゃね?と思い焦る。
どうしよ。
先生の問診がまずあると思っていたが、手術当日はマジで手術だけなのかい!
つづく
つづきは、追って更新する。
ではまた、ごきげんよう。
次のepsode記事はこちら