術後当日の体験。
なんとか痔ろう兄弟2つとも退治できた。
だが術後当日は痛すぎる地獄が待っていた。
同じ悩みを抱える人が手術の決断をしたり、しばらく様子をみるという判断をしてくれたらと思う。
手術当日は長い一日だった。帰宅してから生まれて初めてのナプキン装着からの痛み止めが切れて地獄が待っていた。
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私は2022年に痔ろうの手術をしたが、それまでの違和感発見から病院診断、いったんあきらめ、再度決意してからの手術、術後の生活、現在に至るお尻に関する戦いを経験している。ぜひ、戦いの記録をはじめからみてほしい。
痔伝 ~痔瘻体験記~をはじめからご覧になる方はこちら
帰宅してから
タクシーで帰宅したのであまり気づかなかったが、家の中って結構歩くことに気が付いた。
そんな大きい家ではないが、ずっと同じ場所にいることってそんなにないのである。
痛み止めがまだ効いているが、動くたびにお尻を切ったばっかりなことを気遣う必要があり、めんどくさい。
歩き方も絵に描いたような痔の手術後の人の感じになったし、めちゃめちゃゆっくりしか歩けない。普段人より歩くの早いタイプだったので屈辱。
ナプキン
病院で用意してくれた大人用おむつを着用していたが、血もついていて気持ちが悪いのでトイレのタイミングで、言われていた嫁のナプキンを借りて取り換えることにした。
ちなみにここが重要なことなのだが、トイレはおしっこの方である。
大きい方をするのはまた今度のことである。
ナプキン借りるのは良いが、装着の仕方が分からない。
そんなこと知っている方がおかしいのだが、嫁に一から説明してもらわなければならなかった。
ちなみに、女の人の下着ならきっちりのりしろみたいな羽の部分が折り込めるのだが、男性のボクサーパンツではそうはいかず、ピロピロの羽の部分は遊んだままになるのだった。
ナプキンを手にとって、開けて、ましてやつける日がやってくるとは夢にも思わなかった。
痛すぎる
数時間家で安静にしていると痛み止めが切れ始めた。
液体の点滴みたいな痛み止めはついているのだが、かなり痛み出してきた。
痛いときに飲む用の痛み止めが処方されていたのでとりあえず飲む。
ちなみに、痛み止めは4時間あけなければいけないが、4時間が待てないレベルで地味にずっと痛い。
痛みを忘れられそうなことをしていようと思うが、そんなものはなかなかないのである。
こんなにずっと痛いとは思わなかったし、左尻も右尻も切れているのでどっちが痛いのか分からない。
お風呂禁止
痛みに耐えながら夜になった。
手術当日はお風呂・シャワーは禁止になっているので入れない。
そもそも点滴みたいな痛み止めもしているので入れないのだが、お風呂入ったらめちゃ染みそうだなとも思ったので、逆にいいかと思った。
ネットで調べると痛いときはお風呂がいいとあったが、それも今日はできない。くるしい。でもお風呂はいるのも怖い。
眠れない
どうせ痛いしお酒ものめないし、寝るのが一番。
寝たら自然治癒力アップで早く治るかも。
とか考えて寝床につくが、ずっとじんわり痛みがあって全然眠れない。
寝返りうつのもいたいし、体に針ささっていて痛み止め液を注入しているのでそれも怖いし、邪魔だし。
何をするにも痛いしうざい。
最悪だった。
痛み止めもさっき飲んだばかりでこれなので、仕方なく手持ちの睡眠導入剤を飲むが、飲んでもすぐには寝れないので集中できそうなYoutubeとか動画をみても、まあ集中できない。
結局、ほとんど眠れなかった。
初日はマジできつかった。この後もきつい日々が続くが、初日がMAXで徐々に治っていくのでどんどんましになっていく。
つづく
つづきは、追って更新する。
ではまた、ごきげんよう。
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