ローマの国教になったキリスト教 楽しい世界史 -ヨーロッパの歴史-

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イエスの広めた新しい教えがキリスト教に発展し、ローマへ伝わるが皇帝により弾圧された。

だが、迫害を乗り越えて信者を増やし、キリスト教はローマの国教になった

そのローマとキリスト教について、「ユダヤ教」、「キリスト教」、「ローマ帝国とキリスト教」を学んでいきたい。


そこで、今回の内容はこちら

  • ユダヤ教
  • キリスト教
  • ローマ帝国とキリスト教
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年表

いつできごと
30年頃ローマに対する反逆者としてイエスが処刑される
45年パウロがローマにキリスト教を布教
64年ネロがキリスト教徒を迫害。
ペテロとパウロが殉教する
313年ミラノ勅令でキリスト教がローマで公認される
325年ニケーア公会議。三位一体説が正統教養になる
392年テオドシウスがキリスト教をローマの国教に
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ユダヤ教

遊牧民だったヘブライ人はパレスチナに定住したが、アッシリアの都・バビロンに捕囚された。

やがて彼らは、自分たちは神に選ばれた特別な民族で、苦境を救う救世主が現れると信じるようになる。

解放された人々は帰国後、ユダヤ教を確立。

ユダヤ教の指導者たちは、厳しいルールで民衆を支配するようになった。

ユダヤ教はキリスト教やイスラーム教に影響を与えた。

■旧約聖書
ヘブライ人(ユダヤ民族)の伝承や神への賛歌、預言者の言葉をまとめたもの。
前5世紀頃に成立し、ユダヤ教の聖典となる。

・ヘブライ人のみが救われる選民思想

・人類を救う救世主(メシア)を待望

・アダムとイヴ
 最初の人類アダムとイヴは神との約束を破ったため、神に楽園を追放される

・バベルの塔
 天まで届くレンガの塔を築いた人間に怒った神は、人びとの言語をバラバラにした。

・ノアの方舟(はこぶね)
 神は堕落した人間を洪水で一掃したが、信心深いノアだけ、予言を授けて助けた。

・モーセの十戒
 指導者モーセは神の導きで海を2つに分けて渡り、神の意志が書かれた石板「十戒」を授かった。

種類3

キリスト教

苦しむ民衆をみたイエスはユダヤ教の指導者を批判し、「神は差別なく人を救うのだから、愛をもって他人と接すべきだ」と説き支持を得た。

イエスがローマに対する反逆者として処刑されると、彼の死は神聖化され、イエスの教えはキリスト教となり、教えを伝える伝道師によって全世界へ広まった。

キリスト教は、イエスを救世主として彼の教えを信じる宗教で、世界最多の信徒数を誇る。

■新約聖書
イエスの新しい教えをまとめた4つの福音書、使徒行伝、書簡、黙示録からなり、2~4世紀に成立。

・イエスは救世主であるという思想

・ユダヤ教の選民思想と律法主義を否定

・神の無償の愛と人類間の愛が大切と説く

・三位一体
父なる神、子なる神(イエス)、聖霊の3つの格はすべてひとつの神であって、別々のものではないという教え

・どんな罪人であっても神は許してくれる
 投石の罰をうけようとしている女性を見たイエスは、「罪を一度も犯したことのない者から石をなげなさい」と言った。

・敵を愛し迫害するもののために祈ることこそが神の教え
 復習について旧約聖書には「目には目を歯には歯を」とあるが、イエスは復習について聞かれたときに言った言葉。

ローマ帝国とキリスト教

■伝道師による布教
イエスの弟子たちは師の教えを伝える伝道師として全世界にキリスト教を布教。

人を平等に救うキリスト教は、社会的弱者を中心に広く受け入れられた

■皇帝ネロによる迫害
しかし、ネロは皇帝を信仰することをこばむキリスト教が気に入らず、ローマで起こった大火の原因がキリスト教徒にあるとして弾圧した。

以降の皇帝もキリスト教を迫害と弾圧した。

■ミラノ勅令による公認
皇帝コンスタンティヌスは増大するキリスト教信者を見かねてキリスト教を公認する。

ローマ皇帝初のキリスト教徒になり、キリスト教徒の支持を集める。

■ニケーア公会議による分別
イエスは神と同一か、神の創造物かをめぐって議論が起こった。

コンスタンティヌスはキリスト教初の会議を開き、三位一体説が正統とし、教養を統一した。

■テオドシウスによる国教化
テオドシウスはキリスト教信仰をローマ市民に強制する勅令を出す。

そののち皇帝と教皇が対立し、ローマ帝国の東西分裂の一因となる。

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まとめ

今回の内容をまとめると

  • ヘブライ人(ユダヤ人)は神に選ばれた特別な民族で、苦境を救う救世主が現れると信じるようになり、教えを旧約聖書にまとめユダヤ教を確立。キリスト教やイスラーム教に影響を与える。
  • 苦しむ民衆をみたイエスはユダヤ教の指導者を批判。反逆者として処刑されると、イエスの死が神聖化され、イエスを救世主とした教えは新約聖書にまとめられキリスト教として全世界へ広まった。
  • キリスト教は、社会的弱者を中心に広く受け入れられるが、ローマ皇帝の信仰を妨げる要因となり、迫害、弾圧を受けるようになる。しかし、キリスト教信者が増大することで公認され、その後国教にまでなっていった。


ではまた、ごきげんよう。

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