2005年以来、アルバムをリリースしていないSystem Of A Down(システム・オブ・ア・ダウン)。
ドラマーのジョン・ドルマヤンが活動停止当時のことについて「他のボーカリストを入れて活動を続けるべきだった」と語り衝撃的だった。
そのそのシステム・オブ・ア・ダウンについて、「システム・オブ・ア・ダウンとは?」「システム・オブ・ア・ダウンの魅力や影響」をしっかり把握しておきたい。
また、「システム・オブ・ア・ダウンのおすすめ曲」についてもチェックしたい。
そこで今回の記事の内容はこちら
- システム・オブ・ア・ダウンとは?
- システム・オブ・ア・ダウンの音楽性や政治的思想
- システム・オブ・ア・ダウンのおすすめ曲
システム・オブ・ア・ダウンとは
- 1994年にアメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデールで結成されたニュー・メタルバンド
- バンド名の「System Of A Down」は、ダロン・マラキアン(ギター)の書いた「VICTIMS OF A DOWN」という詩に由来する。
- 1993年、サージ・タンキアンとダロン・マラキアンがソイル(Soil)というバンドを結成
- 1995年、シャヴォ・オダジアンがベースになり、バンド名を「システム・オブ・ア・ダウン」に変更。その後、ジョン・ドルマヤンがドラマーとして加入
- メンバー全員がロサンゼルスのアルメニア・コミュニティ出身。
社会的・政治的メッセージの強い歌を歌うことで有名 - 2006年活動休止を宣言し、2008年以降、ボーカルのサージはソロや客演、ギターのダロンとドラムのジョンはスカーズ・オン・ブロードウェイ(SCARS ON BROADWAY)で活動
- 2011年ライヴパフォーマンスを中心に活動再開。
■メンバー
- サージ・タンキアン(Serj Tankian) (Vo/G/Key)
- ダロン・マラキアン(Daron Malakian) (G/Vo)
- シャヴォ・オダジアン(Shavo Odadjian)(B)
- ジョン・ドルマヤン(John Dolmayan) (Dr)
システム・オブ・ア・ダウンの音楽性や政治的思想
音楽性
KornやSlipknotのようなヘヴィロック・メタルをベースにしたサウンド。
日本のラウドロックの人気バンド「マキシマムザホルモン」のマキシマムザ亮君もその影響を公言しているほど「ポップとヘヴィネスの融合」を発明したパイオニア的な存在。
政治的思想
システム・オブ・ア・ダウンのメンバーは全員、アルメニア系アメリカ人であり、アルメニア人コミュニティーに住む移民として、世界でもっともパワフルで影響力のある民族音楽バンドとなった。
ビートルズ、ザ・スミス、デペッシュ・モード、スレイヤー、ジェイムズ・ブラウン、アルメニア音楽などの影響を音楽に込めつつ、アルメニア人としてのアイデンティティを掲げている。
デビュー当時からアルメニアの悲劇(テュルク政府(現トルコ政府)によるアルメニア人ジェノサイド(1915-1923年))をアメリカ政府に認めさせる運動を続けている。
また、彼らはアルメニア問題だけではなく、世界中の貧困や差別問題に対して世論の目を向けさせようとしている。
システム・オブ・ア・ダウンのおすすめ曲
おすすめのかっこいい曲をアルバムタイトル別に紹介。
System Of A Down
Suite-Pee
Sugar
War?
P.L.U.C.K.
Toxicity
Prison Song
Chop Suey!
Toxicity
Jet Pilot
Steal This Album!
Bubbles
A.D.D.
Inner Vision
Mezmerize
B.Y.O.B.
Cigaro
Violent Pornography
Hypnotize
Attack
Kill Rock & Roll
Hypnotize
まとめ
今回は、システム・オブ・ア・ダウンについてまとめてきた。
- システム・オブ・ア・ダウンは1994年にアメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデールで結成されたニュー・メタルバンドで、メンバー全員がロサンゼルスのアルメニア・コミュニティ出身であり、社会的・政治的メッセージの強い歌を歌うことで有名
- システム・オブ・ア・ダウンの音楽性はヘヴィロック・メタルをベースにしたサウンドで、「ポップとヘヴィネスの融合」を発明したパイオニア的な存在。政治的思想としては、アルメニアの悲劇をアメリカ政府に認めさせる運動をしている。
- システム・オブ・ア・ダウン が発表したアルバムをリリース順に聴くことで音楽性の変化を感じられる。
よければ下記の記事でおすすめのロックを紹介しているので、気になる方はどうぞ。
それでは、良いミュージックライフを。